ヤクルト・奥川 2・27阪神戦先発 開幕“前哨戦”へ修正ブルペン「変化球を課題に」
「オープン戦、ヤクルト(降雨中止)巨人」(23日、ANA BALL PARK浦添)
ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が27日のオープン戦・阪神戦(浦添)で先発することが23日、わかった。開幕カードの相手との“前哨戦”を経て、目指す3・25開幕戦のマウンドへ。前回登板の反省を生かし、次戦はさらなるステップアップを示したい。
悔しさを力に変える。20日にロッテと対戦した今季初実戦では初回に5失点を喫するなど1回0/3で6失点。変化球の課題が見つかり、この日の「修正ブルペン」では変化球を多投。スライダーを投げ分け、フォークもコースを確認するなど、精力的に動いた。
「変化球のコントロールを課題にブルペンに入った。自分がイメージして投げている球と、映像で見たボールにすごくズレがあったので、そこを近づける作業をしていきたい」
開幕投手候補筆頭の若き右腕に、ブルペンを見守った高津監督も「本人の中では不満だった球もいくつかあったようですけど、とても状態がよく見えました」と目尻を下げた。課題と向き合いながら、進めていく準備。指揮官の期待に、結果で応えていく。