清原氏が人命救助に一役!中日キャンプ訪問中の沖縄で事故遭遇 負傷男性を避難させ励ます
「中日2軍春季キャンプ」(23日、読谷)
西武、巨人などで活躍した清原和博氏(54)が23日、那覇市内で交通事故に遭遇し、人命救助に携わった。正午ごろ、国道58号沿いの明治橋交差点で、乗用車とオートバイが接触する事故が発生。オートバイの男性が負傷した。現場にいた清原氏が、男性を救助して速やかな病院搬送に貢献した。
2時間半後に中日2軍キャンプ地の読谷オキハム球場入りし、帰り際に取材に応じた清原氏は冷静に行動を振り返った。「たまたま出くわしたということで、やるべきことをやっただけです。交差点で運転されている方も、びっくりしたんじゃないですかね。大きな男が交差点のど真ん中に出てきたんで」
目撃者の女性によると、清原氏は雨が降りしきる中、乗っていた車を降りて、上下黒のスウェットをびしょぬれにしながら同乗者と協力して動けない男性を担いで安全な場所に避難させ、声を掛けて励ましていたという。破損したバイクの部品も回収した。
22日は北谷町での1軍キャンプを訪れ、PL学園の後輩の中日・立浪監督を激励。この日は同じく同校の後輩、片岡2軍監督に会い「2人がユニホームを着てくれたおかげで来られた。力を与えてくれた」と感謝した。
那覇署によると、通報を受けた署員が事故発生から15分後に現場に駆けつけたところ、すでに清原氏の姿はなかったという。