西武・渡部 どすこい!今春“1号”「アピールできて良かった」
「練習試合、オリックス2-2西武」(24日、SOKKENスタジアム)
西武の渡部健人内野手(23)が今春の実戦初快音を響かせた。練習試合・オリックス戦(SOKKEN)に「7番・一塁」で先発し、バックスクリーン直撃のソロ。紅白戦から数えて13打席目での初安打ともなった。
「アピールできていなかったので1本出て良かった」。四回2死。低めの直球をすくい上げての今春“1号”だ。満面の笑みでベンチに戻ると山川に促されたのか、先輩と同じ「どすこいパフォーマンス」まで披露した。
20年度ドラフト1位で入団。昨季はデビュー戦でプロ初安打となる本塁打を放った。今春の南郷キャンプでは中村や山川らと同組で打撃練習。球界屈指の打力を学び、練習時間は1日10時間にも及んだこともあった。今季はまず1軍定着を狙う。愛称“よくばりくん”の名の通り、貪欲に成長を目指す。