ダルビッシュ、大谷翔平担当のスカウトが66歳で死去 日本ハム・今成泰章さん

 黙祷を捧げる新庄剛志ビッグボス(中央)=撮影・中島達哉
 2月10日、ブルペンで練習を見つめる今成泰章スカウト(左奥)
 ヒルマン監督からのメッセージを今成スカウト(右)から受け取る東北高・ダルビッシュ=2004年11月
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 日本ハムは3日、チーム統括本部スカウトの今成泰章(いまなり・やすあき)さんが2日午後8時35分、劇症型溶血性レンサ球菌感染症のため、埼玉県朝霞市内の病院で死去したことを発表した。66歳だった。通夜は6日午後6時より、告別式は7日午前10時30分より、埼玉県富士見市・しののめの里第3式場で営まれる。喪主は長男の優太氏。息子には日本ハム、阪神で活躍した現野球解説者の亮太氏もいる。

 今成さんは駒大卒業後の1978年にプロ未経験ながら阪神でスカウト人生をスタート。中西清起、和田豊らを発掘し、チーフスカウトも務めた。2003年からは日本ハムへ移籍し、ダルビッシュ有や大谷翔平の担当スカウトとして両選手の入団に尽力するなど、その粘り強い交渉力は「マムシの今成」とも称された。

 関係者によると今成氏は今春の名護キャンプも視察するなど精力的に活動していたが、帰京後に体調を崩して入院。そのまま帰らぬ人となった。明るい人柄で、多くのアマチュア関係者、他球団のスカウトからも慕われる存在だったという。

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