中日・ドラ2鵜飼 左翼席中段へド迫力弾「立浪監督のおかげ」
「オープン戦、ソフトバンク3-5中日」(3日、ペイペイドーム)
待望の大砲候補の到来だ。中日・ドラフト2位の鵜飼(駒大)がオープン戦初本塁打に二塁打と長打力で存在感を発揮。新人らしい気持ちのいいフルスイングで「1球で仕留められた。(試合前に)監督から狙い球を決めていけと言われていた。立浪監督のおかげ」とはにかんだ。
第1打席は内角直球の149キロを思い切りよく引っ張った。詰まった当たりでバットが折れたが、打球は左翼フェンスを直撃。「力まなくても飛んだ」と胸を張った。
続く六回の第2打席は高めに浮いた直球を豪快に振り抜いて左翼席中段へ。「初球から積極的にいこうと決めて打席に入った」と狙い通りの一振り。オープン戦の目標は「5本塁打」と高めに設定しており、4試合目でのうれしい1号だ。