DeNA投手陣が大乱調 三浦監督は12失点に「この時期で逆に良かったかな」

 2回途中5失点でマウンドを降りる三浦(撮影・佐藤厚)
 2回、押し出し四球を与えた三浦。左は生還する三走太田
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 「オープン戦、DeNA1-12オリックス」(5日、横浜スタジアム)

 ここまでオープン戦、36イニングで4失点だったDeNAの投手陣が大乱調。計8投手で12安打、13四死球、12失点でオリックスに完敗した。DeNA・三浦大輔監督(48)は「キャンプでやってきたことが全く出せなかったですし、課題がびっしり詰まった試合でしたし、この時期で逆によかったかなと思います」と話した。

 プロ初先発となったドラフト4位・三浦銀二投手(22)=法大=が1回1/3を4安打3四球5失点。三浦は「自分のピッチングができず悔しいです。二回に入り慎重になってしまいました。イニングの途中でマウンドを降りることになり申し訳ないです」と悔しい本拠地・横浜スタジアムデビュー後にコメントした。

 2軍から1軍の試合に参加した2投手にも明暗が分かれた。二回途中からマウンドに上がった2年目の池谷は1回2/3を無安打1死球無失点とアピール。しかし中川は制球に苦しみ、1失点だったが4四球だった。

 5番手で登板したエスコバーは4安打2四球で6失点。アウトを一つしか取れずに降板。打者7人に対し40球を要した。伊勢、田中健、入江、三嶋は無失点で終えた。

 打線は初回に桑原、楠本、オースティンの3連打で、昨年の沢村賞投手・山本から6球で1点を先制。しかしその後はつながらず、10安打を放つも1得点に終わった。

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