楽天・滝中は4回3失点で不安残る 課題のクイックで反省
「オープン戦、阪神3-1楽天」(6日、甲子園球場)
開幕ローテ候補の滝中瞭太投手(27)がオープン戦2試合目の先発マウンドに上がったが4回3失点とピリッとしなかった。右腕は前回2月27日の中日戦(北谷)でも3回5失点と打ち込まれており、2戦合計7回8失点と不安を残す結果となっている。
初回、二回とテンポ良く立ち上がったが、三回に突如崩れた。先頭のロハスに中越えの二塁打を許しこの試合初めての走者を背負うと続く梅野、熊谷にも連打を浴び先制点を献上した。
三回は最少失点で切り抜けたが四回には1死二塁から糸井にセンターバックスクリーンに運ばれる2ランを被弾。「走者が出てからのクイックが課題という中で、できたところとできなかったところがはっきり分かれた」と反省の弁を口にした。
昨季10勝を挙げ今季はさらなる飛躍が期待される右腕。「なかなか結果が出せていないので食らいついていけるように頑張ります」と前を向いた。