DeNA・細川“変身”2号 「自分を変えたい」助っ人コンビとの合同トレで成長
「オープン戦、DeNA4-2西武」(8日、横浜スタジアム)
アメリカンパワーさく裂だ。打球は低い弾道で、左中間にグングン伸びていきスタンドイン。「9番・右翼」でスタメン出場したDeNA・細川が、オープン戦2号ソロを放ち、「ジャストミートできた」と自画自賛した。
四回1死、今井の直球を完璧に捉えた。2日・広島戦以来の本塁打に、ベンチでは“師匠”たちから「グッドスイング」とお褒めの言葉をもらった。
昨オフ、悩める未完の大器に声をかけたのはDeNAが誇る主砲・オースティンだ。細川は「自分自身を変えたい」と米国での武者修行を決意。合同トレにはソトも加わり、スイングの改良に取り組んだ。現在も右肩の下がり具合など的確な助言をもらいながら成長を続けている。
この日の一発に三浦監督は「打球が落ちてこなかったね。長打が魅力ですから」と話すと、オースティンも「スーパースターになるポテンシャルがある」と太鼓判を押した。6年目を迎えた男は米国から新たな打撃フォームと自信を持ち帰って開幕1軍へ猛アピールしている。