巨人・戸郷 2軍戦で5回1安打無失点8K 逆転での開幕ローテ入りを猛アピール
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「春季教育リーグ、巨人2-6DeNA」(9日、ジャイアンツ球場)
巨人の戸郷翔征投手が先発し、5回を1安打、8奪三振、無失点と好投した。
前回登板から変わり身を見せた。最速151キロの真っすぐとスライダー、フォークを武器にDeNA打線から三振の山を築いた。二回には四球と中前打で1死一、三塁のピンチを迎えた。2日の春季教育リーグ・西武戦では走者を出してから崩れ、3回2失点と踏ん張りきれなかったが、同じ轍(てつ)は踏まなかった。外の変化球で7番・益子を6-4-3の併殺に打ち取り、スコアボードにゼロを刻んだ。
開幕ローテ候補から一転、オープン戦では結果を残せず2軍に降格してしまった右腕。「まずは結果を求めて試合に臨み、それが出たことが良かったです。ストレートを軸に変化球も上手く使えました。これからも結果を求めながら、課題もしっかり潰していきます」と前を見据え、逆転開幕ローテを狙う。