日本ハム ドラ8・北山が2回無失点5K 新庄監督の“むちゃぶり”にも適応

 力投する北山(撮影・高石航平)
 4回、逆転2ランを放った近藤をビッグボスポーズを構えて迎える新庄ビッグボス(撮影・高石航平)
 守備位置を動かす新庄ビッグボス(撮影・高石航平)
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 「オープン戦、日本ハム6-1ロッテ」(9日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハムのドラフト8位・北山亘基投手(22)=京産大=が、新庄剛志ビッグボス(50)の“むちゃぶり”にも2回1安打無失点、4者連続を含む5奪三振の好投を見せた。

 六回から2番手で登板し、1死から高部に中前打を許すが後続を抑えた。だが、ベンチに戻るとビッグボスが「1人だけでいいから、ワインドアップで投げて」とリクエスト。続く七回は先頭のレアードに対して通常のセットポジションから高校以来となるノーワインドアップに変更して投球を行い、見逃しの三振に斬った。

 さらに2死後に藤岡をカウント0-2と追い込むと、再びベンチからビッグボスがワインドアップのジェスチャーで北山に指示。ここも最後は藤岡をフォークで空振り三振に打ち取って見せた。

 北山は「いい形で終わったので、よかったかなと思います」とし、「開幕1軍を目指してキャンプから過ごしてきた。もっともっと吸収して、目標をしっかり達成したい」と意気込んでいた。

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