4連敗の巨人・原監督「そのうち爆発するでしょう」チーム打率1割台と低調も
「オープン戦、ソフトバンク6-1巨人」(9日、ペイペイドーム)
巨人は攻守に精彩を欠き、オープン戦4連敗となった。
打線は相変わらずの貧打に苦しみ、わずか3安打で1得点。得点は主砲・岡本和が七回に放った4号ソロのみだった。主砲と、9試合連続安打をマークしている中田は好調をキープしているものの、若手野手のアピールは全くと言っていいほど見られない状況だ。
この日も安打を放ったのは岡本和、中田、丸の3安打だけでオープン戦のチーム打率は・171まで降下した。原監督は試合後の取材対応も淡々としたやり取りに終始し、本塁打を放った岡本和に関する質問に「まあまあ、そのうちみんな爆発するでしょう」とだけ語った。
2000年以降でオープン戦のチーム打率が1割台だったのは、シーズン4位に沈んだ17年だけ。ファームで調整を続ける新外国人ポランコ、ウォーカーらの合流が待ち遠しい状況だ。
守りでも、先発のメルセデスが4回途中4失点。八回には途中出場の左翼手・石川の落球が絡み、ドラフト1位・大勢が失点するなど、収穫材料が乏しい一戦となった。