巨人ドラフト1位・大勢が1回無失点 「一番大きな収穫」 大魔神フォークに手応え
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「オープン戦、オリックス6-1巨人」(11日、京セラドーム大阪)
巨人のドラフト1位・大勢投手(関西国際大)が、八回に5番手で登板し、1回を無失点で抑えた。
先頭の吉田正を四球を出すと、味方のミスが絡み、いきなり無死三塁のピンチを迎えた。それでも、那覇キャンプで元横浜の佐々木主浩氏から教わったフォークを連発し、後藤を空振り三振に斬った。「変化球を入れて空振りが取れたことは一番大きな収穫」と手応えを口にした。最速155キロの直球も駆使し、後続の太田を三ゴロ、中川を遊ゴロに抑え、中継ぎの仕事を全う。体調不良の原監督に代わり、試合の指揮を執った元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチも「よく0点に抑えたというのは大したもんだね」と褒めたたえた。
ここまでオープン戦4試合で、計4回投げ防御率は0・00。今季はリリーフでの起用が決まっているルーキーが、また安定した投球を見せた。