ソフトバンク 柳田&グラシアルがアベック弾 開幕へ仕上がり順調

 4回、柳田は右越えにソロを放つ(撮影・佐々木彰尚)
 2回、グラシアルは右越えにソロを放つ(撮影・佐々木彰尚)
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 「オープン戦、ヤクルト4-3ソフトバンク」(11日、神宮球場)

 ソフトバンクの中軸を担う柳田悠岐外野手とジュリスベル・グラシアル外野手が、そろってオープン戦初の一発を放った。アベック弾に三塁ベンチも沸き返った。

 柳田は四回、原の初球の変化球にタイミングをずらされ「泳いで詰まった」と言うが、最後は右手一本で振り抜くと打球はぐんぐんと伸びて右翼席へ届いた。さすがの怪力を見せつけ「けがなくしっかり準備したい」と開幕に照準を合わせる。

 グラシアルは二回に速球を逆らわずに右翼席へ運んだ。六回には中前へきれいにはじき返し、オープン戦初のマルチ安打もマーク。故障に泣いた昨季の雪辱を期すキューバ出身の強打者は「チームの力になれるようにベストを尽くしていく」と誓った。開幕戦でのビッグボス軍団撃破へ、役者の仕上がりは順調だ。

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