オリックス・山岡 不敵な笑み 大炎上でも手応え「今までにない自分見いだせた」
「オープン戦、楽天14-3オリックス」(15日、草薙総合運動場野球場)
四回1死から4連打を浴びて、イニング途中の降板。それでも、マウンド上のオリックス・山岡泰輔投手に悲壮感はなかった。3回1/3を投げ、10安打7失点。結果だけを見れば大炎上でも手応えはつかんだ様子だった。
この日のテーマについては「(相手の)有利にもなるし、監督との話し合いでもある」と報道陣にヒントすら与えなかった。野球人生で初めての試みに取り組んだという。「今までにない配球だったり、投球だったり自分で見いだせた」と不敵な笑みすら浮かべた。
中嶋監督も「悪くないと思います」と評価。開幕ローテ入りには言及しなかったが、可能性を残した形だ。右腕は「収穫があった試合でした」と自信すら感じさせた。