“番長野球”進化 DeNA2年ぶりOP戦勝ち越し 取り組んできたこと「できてきている」

 「オープン戦、ヤクルト0-8DeNA」(16日、神宮球場)

 DeNAは昨年の日本一チームに連勝し、2年ぶりのオープン戦勝ち越しを決めた。就任2年目の三浦監督は「キャンプから取り組んできた攻撃、守備、走塁、チームバッティングも着実にできてきている。去年はやろうと思ってもできなかったが、今は試合でも出せている」と充実感が漂った。

 三回まで一人も走者を出せず。だが、四回1死から知野が際どいコースを見極めて四球を選んだ。指揮官が「ヒット以上の価値があった」と褒めた出塁で打線に火が付いた。楠本、牧、大和、戸柱と4本の適時打が飛び出し一挙5点を奪った。

 昨年は3勝しかできず、12球団中11位だったオープン戦。今年は勝利にも内容にもこだわり、13試合で8勝を挙げて楽天に次ぐ2位だ。「しっかりと勢い付けて、シーズンに入っていきたい」と指揮官。自己犠牲をいとわない打撃や、粘って勝ち取る四球。最下位からの巻き返しに向けて、キャンプでたたき込まれた新たな“番長野球”が進化を続けている。

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