西武・愛斗 満塁弾&全打席出塁 辻監督は高評価「一歩抜け出している」
「オープン戦、西武7-5日本ハム」(16日、ベルーナドーム)
西武・愛斗がプロ7年目で初めてとなる開幕スタメンへ前進だ。同点の初回2死満塁で、日本ハム・姫野の直球を左翼席に運んだ。1軍の試合では初となるグランドスラムで「四球でもヒットでもいいから次の1点を取りたかった」とうなずいた。
満塁弾を含めて3安打1四球と全打席出塁。「出塁率を高めないと試合に出られない」。自身最多の97試合に出場しながら出塁率・265に終わった昨年の反省が、結果につながっている。
新外国人のオグレディが2軍の教育リーグに出場しており、外野手のポジション争いは激しさを増す。辻監督は「(愛斗は)粘り強い点が非常に成長してきた。今は鈴木と2人が一歩抜け出している」と高評価していた。