楽天・早川 直球納得5回0封 シーズンでも「立ち向かう姿勢忘れず」
「オープン戦、楽天3-0オリックス」(16日、草薙球場)
自らの“生命線”といえる球への自信を手に入れた。楽天・早川は5回で6安打を許しながらも無失点。投げ込んだ直球の質に納得できたからこそ、満足げに振り返った。
「スピード的には出ていないんですけど、真っすぐで詰まらせたりという部分はできているのでそこはよかった」
今季はスピードにこだわらない。オフに合同自主トレを行ったソフトバンク・和田に「打たれない真っすぐ」の方が重要と教わった。この日も主力級が並んだオリックスに、その思いとともに真っ向勝負。最速は147キロだったが、五回には宗のバットを内角への直球でへし折った。
シーズンでも優勝を争い、戦っていく相手。「立ち向かう姿勢を忘れず向かっていければ」と語気を強めた。