日本ハム 今後は「ノンテンダー」使用せず 抗議の選手会と協議
日本ハムは18日、昨オフに3選手を「ノンテンダー」とした問題をめぐり、抗議を受けた日本プロ野球選手会と協議したことを発表。その結果として今後、「ノンテンダー」という用語は使用しないことを報告した。
日本ハムでは昨オフ、FA権を取得していた大田泰示外野手、西川遥輝外野手、秋吉亮投手について、22年シーズンの契約を提示しない「ノンテンダーFA」と通達していた。その後、大田はDeNA、西川は楽天、秋吉は独立リーグの福井に入団した。
選手会ではこの対応や経緯について、7日に抗議文を球団に送付していた。
日本ハムの発表全文は以下の通り。
今週、日本プロ野球選手会と話し合いの場を設け、昨年11月16日に当球団が公表したフリーエージェント資格取得3選手に関する取扱いについて、当球団の考え及び経緯を説明し、選手会からの文書で指摘されるような「選手の価値を一方的に下げる」意図など当球団には一切なかったこと、当球団は決められたルールを遵守していることを説明いたしました。その上で、選手会からの要望を真摯に受け止め、選手やファンに誤解を与えることがないよう「ノンテンダー」という用語は今後使用しないことを伝えました。当球団は、今回の件を誠実に受け止め、誤解や誤認が生じないよう引き続き努めていく所存です。