巨人・岡本 逆転満弾 朗希撃ちで不安一掃“新打線”お披露目でさっそくグランドスラム
「オープン戦、巨人7-5ロッテ」(18日、東京ドーム)
2022年版の巨人“新打線”が、お披露目となった。3番・ポランコ、4番・岡本和の大砲コンビ。その実力の一端を披露した。
1-4の五回2死一、二塁。苦しめられていた佐々木朗を相手に新3番が驚異の粘りを見せる。13球投げさせて四球を選び、チャンスメーク。続く岡本和が159キロ直球を完璧に捉え、逆転の5号グランドスラムをかっ飛ばした。
上半身の違和感でスタメンから外れ、3試合ぶりに復帰した4番は「前のポランコが粘ってつないでくれたチャンスだったので何とか、かえしたいと思って打席に立ちました」と語り、ポランコは「(佐々木朗を)疲れさせたのが良かったと思う」と納得の表情だ。
メジャー通算96本塁打の新助っ人は、この日が1軍初出場だった。2三振を喫し2打数無安打だったが、選球眼の良さを含めて実力の片りんを披露した。昨年まで2年連続2冠王の岡本和と大リーグで実績がある左の大砲のコンビは超強力だ。
新外国人のウォーカーも1軍初出場で来日“初安打”を放ち、選択肢が増えたことは間違いないだろう。「オーダーも含めてね、どうぞ。ご想像に」と笑みを浮かべた原監督。打線の破壊力は昨季を上回りそうだ。