ヤクルト村上 景気付けの本番デモ弾 お待たせオープン戦50打席目
「オープン戦、西武1-2ヤクルト」(20日、ベルーナドーム)
目前に迫った本番へ景気付けの一発だ。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)がオープン戦50打席目で初アーチ。同点の九回1死から増田のフォークを右翼席に突き刺した。
昨オフから打撃フォームの改良に試行錯誤。昨季よりグリップの位置を下げていたが、今カードから少し戻していた。「自分の感じていることがいろいろあって、いろんなことを感じながらやっていた。それが結果としていいものが出た」と手応えを口にした。
1月27日に新型コロナウイルス感染が判明して調整が遅れたが「徐々にですけど、ある程度、いい状態かな」と視界は良好だ。
昨季、セ・リーグ本塁打王に輝いた主砲の一発で勝利。高津監督は「僅差のゲームを一振りで取った。ぜひ本番でも期待している」と目を細めた。