岡田彰布氏「V争いは新助っ人の活躍次第」「中田も今季は復活する」 今季の巨人を分析
プロ野球は21日、オープン戦の全日程が終了した。阪神、オリックスで監督を歴任したデイリースポーツ評論家・岡田彰布氏(64)が開幕へ向けて阪神と優勝を争うセ・リーグ球団の戦力を分析。V奪回を目指す巨人のキーマンを挙げ、今季のポイントを探った。
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巨人が優勝を奪回するかどうかは、新外国人選手の活躍次第だろう。キーマンにはメジャー通算96本塁打のポランコを挙げる。
打線は坂本と岡本和という軸がいて、移籍2年目の中田も今季は復活すると見ている。一塁で機能すれば打線は強化されるだろう。だからこそ、彼らをフォローする存在として期待されるポランコが重要になる。
来日後は怪力を披露して「すごい」とは言われているが、新外国人に関してはシーズンに入ってみないと、どうなるか分からない面がある。打線にしっかりとはまって、戦力になることができれば優勝争いに加わってくるはずだ。
投手陣では菅野は昨季のようなことはないと思うが、ローテ候補として期待されているシューメーカーら新外国人投手の活躍も欠かせない。
Aクラスには入れる戦力はあるし、原監督はうまく采配を振るはず。外国人選手の活躍が順位に影響すると見ている。