「選抜高校野球・１回戦、花巻東－市和歌山」（２３日、甲子園球場）

　２３日に初戦を迎える花巻東（岩手）が２２日、オンライン取材に応じた。

　高校通算５６本塁打を誇る佐々木麟太郎内野手（２年）は「緊張ももちろんあるんですけど、それ以上に甲子園という舞台でできることに喜びを持ちつつ、自分たちの野球で岩手の皆さんにいい報告ができるように頑張っていきたい」と気持ちを高ぶらせた。

　昨年１２月に胸郭出口症候群で両肩を手術し、現在は「徐々に症状もだんだん取れてきて、まだフルでいい状態でとは言えないけど術後の状態よりはよくなってきている」。初戦は好投手擁する市和歌山との対戦となるが、「自分たちらしい攻撃をして得点に結びつけたい。チームが勝つことに責任を持って気持ちで負けないように打席には臨んでいきたい」と力を込めた。