国学院久我山・上田 打者走者と一塁上で激突 ケガ治療も復帰して二ゴロ処理

 7回、相手選手と衝突しベンチで治療を受けたあとに、拍手に包まれながらグラウンドに戻った国学院久我山・上田(撮影・石井剣太郎)
 7回、有田工の選手と激突し、しゃがみ込む国学院久我山・上田(4)=撮影・石井剣太郎
 7回、有田工の選手と激突し、しゃがみ込む国学院久我山・上田と様子を確認する尾崎監督(撮影・石井剣太郎)
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 「選抜高校野球・1回戦、国学院久我山-有田工」(22日、甲子園球場)

 七回、有田工の攻撃中、国学院久我山の上田太陽二塁手(3年)がケガのためいったんベンチに下がった。1死一、二塁の場面で有田工・山口洸の投前犠打に反応し、一塁カバーに入った。しかし、捕球後に打者走者と一塁ベース上で激突。その場にうずくまった。

 国学院久我山・尾崎直輝監督が駆けつけ状態を確認。上田は治療のためベンチへ下がったが間もなくグラウンドに戻り、守備位置についた。なおも2死満塁とピンチは続いたが、最後は上田が二ゴロを処理して一塁走者を二塁封殺。役割をしっかり果たした。

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