「選抜高校野球・１回戦、国学院久我山４－２有田工」（２２日、甲子園球場）

　１１年ぶり４回目出場の国学院久我山が２死から勝負強い打撃で小刻みに加点。粘る有田工を振り切り、センバツ初勝利を挙げた。

　初回２死一、三塁で５番・大野が左前適時打を放ち、先制。３回には２死二、三塁から６番・成田が三塁内野安打を放った。

　さらに６回にも１番・斎藤が左前打、７回にも成田が中前打し、いずれも２死から加点した。

　投げてはエースの成田が粘り強い投球をみせ、２失点で完投した。

　初出場の有田工は４回と８回に６番・上原の適時打で２点を返したが、あと一歩及ばなかった。

　国学院久我山は昨年１１月に、米大リーグ、マリナーズなどで活躍したイチロー氏（現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター）から臨時コーチとして指導を受けていた。