広島商106年ぶり記録更新の歴史的猛攻も 荒谷監督「7失点というところが課題」

 学校史上最多22得点で初戦を突破した広島商ナイン(撮影・伊藤笙子)
 先発し力投する広島商・保川(撮影・石井剣太郎)
 8回、広島商・植松の適時打で22点目を記録したスコアボード(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・1回戦、広島商22-7丹生」(23日、甲子園球場)

 22得点の猛攻で、同校が初めて甲子園に出場した1916年・第2回選手権大会1回戦の中学明善戦でマークした学校別の最多得点記録(19得点)を106年ぶりに塗り替えた。

 序盤からつなぐ意識で得点を積み重ねた広島商打線。16安打中15本が単打で「長打を打てる選手が少ないので、一人、一人がつないでいく意識のもとで」と評した荒谷監督。「選手たちがよくやってきたことを攻撃の面で出してくれたというのもあります」と打線をたたえた上で、「それよりも7失点というところが課題だと思いますし」と反省点も明かした。

 次戦は鳴門-大阪桐蔭の勝者とぶつかる。それだけにディフェンス面を修正して2回戦に臨む考えだ。大正、昭和、平成、令和の4元号勝利については「敗戦の歴史から学んでいかないといけないという広商の教えがありますので。その中で当時の指導者の方、選手の方々が広商の野球というのを受け継がれてこられて、4元号というところで勝利を収められたというのは非常に感慨深いものがあります」と語った。

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