第９４回選抜高校野球大会第６日は、１回戦１試合と２回戦２試合が行われる。第１試合では優勝候補の大阪桐蔭（大阪）が登場。各試合の見どころを紹介する。

　【第１試合】鳴門（徳島）－大阪桐蔭（大阪）

　７１年ぶりの春制覇を狙う鳴門はエースの冨田遼弥投手（３年）が大黒柱。優勝候補の大阪桐蔭は２年生左腕・前田悠伍投手が軸で、打線はプロ注目の松尾汐恩捕手（３年）を筆頭とする強力打線に注目だ。

　【第２試合】浦和学院（埼玉）－和歌山東（和歌山）

　浦和学院は開幕戦で大分舞鶴相手に１３奪三振のエース・宮城誇南投手（３年）に期待。延長の末、２回戦に突破した和歌山東は守り勝つ野球で粘り強く戦う。

　【第３試合】九州国際大付（福岡）－広陵（広島）

　第３試合は注目の２年生スラッガーを擁する強豪同士の対決となる。九州国際大付はクラークとの延長戦でサヨナラ邪義飛を放った佐倉侠史朗内野手（２年）の打撃に注目。広陵は聖地デビューとなった敦賀気比戦で３安打の真鍋慧内野手（２年）が軸になる。