侍ジャパン・栗山監督が明かす 3月の台湾戦に大学生2人 その狙いとは?「物語が必要だった」

 野球日本代表・侍ジャパンのYouTube公式チャンネルが23日、公開され、栗山英樹監督がコロナ禍のため中止となった3月の台湾との強化試合に選出していたメンバーを発表した。

 日本ハム・稲葉GMとの対談形式で行われ、驚きの声が上がったのは今秋ドラフト上位候補とされる日体大・矢沢、立大・山田の2人がトップチームに招集されていたこと。栗山監督は「この中から次の世代、プロ野球を担っていく選手が出てきてほしい」と理由を明かした。その中で山田は大阪桐蔭時代、中日・根尾、ロッテ・藤原らとともに春夏連覇を達成した。

 「山田くんは根尾、藤原の同級生だし、山田くんの世代がこれからのプロ野球を背負ってほしい。そしてこれをきっかけに、根尾、藤原はプロ野球で何をしているんだろうと思ってくれるじゃないですか。そういう物語が必要だった」と説明した指揮官。他にアマチュア選手については10人ほどをリストアップしていたことを明かし、「早大の蛭間くんは法大時代の稲葉そっくり」と評していた。

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