広陵・中井監督「このチームがこんなに三振したのは初めて」九州国際大付・香西に脱帽
「選抜高校野球・2回戦、九州国際大付4-1広陵」(24日、甲子園球場)
昨季の明治神宮大会準優勝の広陵が12年ぶりの8強入りを逃した。
中井哲之監督(59)は九州国際大付の先発左腕・香西一希投手(3年)に脱帽。171センチと小柄ながら120キロ台の直球にスライダー、カーブを織り交ぜる投球に対応できず。11三振を奪われ、完投を許した。初回の三盗に相手捕手の悪送球が絡んで奪った1点止まりだった。
「このチームがこんなに三振したのは初めて。なかなかうまく打たせてもらえませんでした。やはりウチは左打者が多い。左投手をしっかり打てるようにならなくちゃいけない」と2番から6番までに左打者5人が並ぶ打線の課題を挙げた。
“広陵のボンズ”として注目浴びた4番・真鍋慧内野手(2年)は3打数1安打1三振。香西に対しては「外の出し入れ、緩い変化球があったので苦戦しました。自分のバッティングができない2試合だった」と話した。