ソフトバンク・千賀 7回1失点も開幕戦初白星ならず 打線の援護なく

 4回、石井に先制弾を許した千賀(撮影・高石航平)
 6回を投げ終えグラブを放る千賀(撮影・高石航平)
 2回を無失点に抑え、笑顔で松田を迎える千賀(撮影・高石航平)
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 「ソフトバンク-日本ハム」(25日、ペイペイドーム)

 ソフトバンク先発・千賀滉大投手は自身3度目の大役で7回118球と力投して4安打8三振3四球で1失点とゲームメークはしたが、0-1とビハインドで降板したために開幕初白星はまたしても手に出来なかった。

 初回は9球投げた直球のうち、3球が160キロをマーク。2三振を奪っての三者凡退と上々の立ち上がりだった。しかし、この日は制球が今一つ。0-0で迎えた四回無死、3番・石井にカウント3ボール1ストライクからの甘い154キロ直球を右中間席へ運ばれて、痛い先制点を許した。

 千賀は18年の開幕投手では7回無失点、19年は6回無失点と好投。いずれも白星はつかなかったが、チームの勝利に貢献した。3度目で開幕戦、通算17イニング目での初失点だった。

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