ソフトバンク「オープン戦はエサをまいただけだ」強気のガルビス 言葉通りの満塁弾

 8回、逆転満塁弾を放ち打球方向を指さすガルビス(撮影・高石航平)
 8回、逆転満塁弾を放つガルビス(撮影・高石航平)
 8回、逆転満塁弾を放ち拍手で生還するガルビス(撮影・高石航平)
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 「ソフトバンク4-1日本ハム」(25日、ペイペイドーム)

 衝撃の来日デビュー弾だ。ソフトバンクは0-1で迎えた八回1死満塁から、途中出場していた新外国人のフレディ・ガルビス内野手が逆転1号グランドスラムを右翼ホームランテラスに叩き込んだ。これが決勝点となり、新庄BIGBOSSを土俵際でうっちゃった。

 藤本博史監督は開幕戦で就任初勝利。「抑えの森からウイニングボールをもらいました」と感激の表情だった。

 メジャー109発を誇るバリバリのメジャーリーガーが意地を見せた。

 ガルビスは3月に入って来日。オープン戦は5試合に出場するも15打数3安打、打率2割と低調だった。その後、ウエスタン・リーグにも出場して調整したが、2試合で9打数ノーヒットと結果を残せず、藤本監督は「調子が悪い中で使うよりも、状態が上がってからスタメンで起用したい」と開幕スタメン落ちの理由を話していた。

 藤本監督の頭の中には開幕二軍スタートの構想すらあった。しかし、ガルビスは「オープン戦は餌を蒔いただけだから。本番では大丈夫」と指揮官に直訴。その強気な言葉に偽りはなかった。

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