DeNA・東 皮めくれて緊急降板 二回を猛省…不完全燃焼に
「DeNA3-11広島」(25日、横浜スタジアム)
悔しさしか残らない日だ。5年目で初の開幕投手を務めたDeNA・東克樹投手(26)がまさかの緊急降板。「イニングの途中でマウンドを降りることになり中継ぎ陣に申し訳ない」と唇をかんだ。
六回、突然東に異変が起きた。先頭の上本を四球で歩かすと、左手に目をやり自らベンチに向かい手を挙げた。そしてそのままベンチに下がり降板。三浦監督は「不運もあったが、よく踏ん張った。(降板は)左中指の皮がめくれたから」と説明した。
東は「味方のエラーをカバーできなかった」と一挙3点を奪われた二回を猛省。20年に受けた左肘の手術から昨年復帰。不完全燃焼のマウンドになったが、不屈の闘志ではい上がった左腕はきっとやり返す日が来るはずだ。