代替出場の近江が滋賀勢初の4強!エース山田が1失点完投

 先発し力投する近江・山田=撮影・石井剣太郎
 6回、金光大阪・貴島の空振り三振をアピールする近江・山田
 9回、近江・山田は最後の打者を打ち取り、打球に指をさす(撮影・山口登)
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 「選抜高校野球・準々決勝、近江6-1金光大阪」(28日、甲子園球場)

 近江がエース山田の好投と相手のミスを着実に得点に結びつけ、滋賀県勢初のベスト4へ進出した。代替出場校での3勝も初めての快挙となった。

 近江は初回に4番・山田の内野安打と敵失で先制。同点の4回にも1死一、三塁から相手二塁手が悪送球する間に勝ち越し。7回は敵失とスクイズで2点、さらに8回も2本の長打で2点を挙げ、突き放した。

 金光大阪は4回に1死三塁から4番・岸本が左前打したが、得点はこの場面だけ。7回にスクイズ失敗し、直後に2失点と、この回の攻防が明暗を分けた。守備の乱れも痛かった。

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