市和歌山・米田は号泣 大阪桐蔭にまさかの1イニング3被弾

 6回、大阪桐蔭・伊藤にこの回2本目となる左越え2ランを浴び、ぼう然と見送る市和歌山・米田(撮影・伊藤笙子)
 6回、米田(中央)がピンチを迎えマウンドに集まる市和歌山ナイン(撮影・山口登)
 6回、大阪桐蔭・伊藤は左越えに2ランを放つ(投手 市和歌山・米田、捕手・松村)=撮影・山口登
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 「選抜高校野球・準々決勝、大阪桐蔭17-0市和歌山」(28日、甲子園球場)

 市和歌山は大敗を喫し、4強入りはならなかった。

 まさかの展開だった。前日の明秀学園日立戦で141球の熱投を見せた注目右腕、米田を温存。淵本が先発したが、五回途中で2被弾し、6失点で降板となった。2番手・米田が登板したが、疲れは隠せず、六回に1イニング3被弾。マウンド上で呆然となった。米田は1回7安打8失点で降板した。

 七回にも一発を浴び、大会タイ記録の1試合6本塁打。試合後、米田は悔し涙が止まらず「全員が鋭くて、1番から9番までホームランを打てる打線。スイングは他のチームの段違いでした」と振り返り、「大阪桐蔭さんのようなチームを完封できるような力をつけていきたい」と語った。

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