楽天 敗戦も急きょ先発の涌井は好投 石井監督が絶賛「昨年より全然いい投球」
「楽天0-1ソフトバンク」(1日、楽天生命パーク宮城)
試合前に新型コロナウイルス陽性者が複数判明し、予告先発投手を変更するなどアクシデントに見舞われた楽天は今季2度目の零封負けで連勝が4でストップした。
豪腕を打ち崩すことができなかった。ソフトバンク・千賀の150キロ超えの直球と変化球のコンビネーションに序盤から苦しむ。それでも六回から3イニングで先頭を出塁させ得点圏に置くなどチャンスは作ったがあと一本が出なかった。
試合後、石井監督は「あそこで何とか点を取っていれば展開も変わってきますけど、そこで取れなかったことで一喜一憂することはないと思います」と冷静に受け止めた。
一方で当初先発予定だった則本が新型コロナ陽性のため急きょ先発し6回1失点と好投した涌井について「球の強さもキレもあった。昨年より全然いいピッチングを見せてくれた」と絶賛。「しっかりいいパフォーマンスを見せてくれたことはチームにとって心強い」と語った。