DeNA今年は違う!昨季同様助っ人不在開幕も意識改革で変化 三浦政権初の貯金
「ヤクルト1-6DeNA」(1日、神宮)
3連敗からの4連勝で、三浦政権初の貯金生活。ただDeNA・三浦大輔監督(48)は「まだ7試合ですからね」と一喜一憂はしない。ただ昨季同様に開幕戦からオースティン&ソトを欠く中、新たに加わった石井コーチらの指導もさることながら、選手の意識改革、目の色が変わってきたことも要因の一つだ。
今回の4連勝は一つでも先の塁へ狙う走塁、進塁打、犠打、犠飛など派手さはないが、選手たちが己のやるべきことを忠実に成し遂げた。投手陣も無駄な四球を出さず、ゾーン内で打者と勝負し、守り勝った。3月31日の試合後「チームにとっても非常に大きな財産」と指揮官。チーム一丸の勝利に手応えを明かしていた。
試合前の打撃練習では石井コーチは“動”。身ぶり手ぶりを交え、選手たちに熱血指導する一方、鈴木コーチは“静”。選手に寄り添いながら言葉をかけている。
徐々にチームの雰囲気が変わりつつある中、「これを続けていかないといけない」。シーズンはまだ始まったばかりだが、番長の一言一言には確かな手応えがにじんでいる。