巨人・原監督 救援陣に3連投させない 「手綱を引く必要もある」
巨人・原辰徳監督(63)が4日、新守護神のドラフト1位・大勢(関西国際大)らリリーフ陣に3連投をさせない制限を設定していることを明かした。
今季8勝1敗と好スタートを切ったが、その原動力の一つは投手陣の奮闘だ。特にブルペン陣がフル回転する中、大勢は史上初のデビュー戦から6戦連続セーブをマーク。ただ新人右腕の3連投はなく1日と2日の阪神戦で2連投後、3日の同戦はベンチ入りメンバーから外れていた。
大勢について指揮官は「できたて、生まれたてのほやほやだからね。本人も相当なるエネルギーを出して耐えている。少し手綱を引く必要もあると思う」と説明。ストッパーも含めたリリーフ陣の負担を考慮し、2連投までのリミットを設定した。
チームは今季最長の6連勝中。頂点を目指す中、長いペナントレースで工夫を凝らし、準備を万全にして挑む。