楽天快勝!田中将がコロナ禍のチーム救う2勝目 本拠地339日ぶり勝利 西武5連敗

 先発し力投する田中将
 1回、先制の2点適時二塁打を放つ鈴木大
 1回、先制の2点適時二塁打を放つ鈴木大
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 「楽天7-3西武」(5日、楽天生命パーク宮城)

 楽天は投打がかみ合い快勝。先発の田中将大投手が2勝目を挙げ、新型コロナウイルス陽性者で苦しむチームを救った。

 さすがの勝負強さだった。田中将は四回以外は全て走者を出す投球内容だったが、失点は五回に鈴木に浴びた2ランのみ。打線の援護も受け、要所を締める投球で7回8安打2失点でまとめた。本拠地では5月1日のロッテ戦以来、339日ぶりの白星となった。

 打線は鈴木大が2本の適時打を含む3安打3打点の活躍。新外国人のマルモレホスにも適時打が生まれ、来日初打点を挙げた。

 楽天はチーム内に新型コロナ陽性者が多数発生し、2日と3日に予定されていたソフトバンク戦が中止となっていた。この日、弓削隼人投手が陽性判定を受けたことを発表し、3月下旬からコーチ合わせて陽性者は10人となっている。

 一方、5連敗となった西武は先発のルーキー・佐藤(筑波大)が3回5失点と試合を作れず。打線は相手を上回る10安打を放ったが、得点は2本のホームランでの3得点でつながりを欠いた。

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