「ソフトバンク－オリックス」（５日、ペイペイドーム）

　開幕７連勝中のソフトバンクが試合開始早々にアクシデントだ。

　先発の石川柊太投手が１回を投げ終えただけで交代した。投球数は２７球だった。

　前回は７回無失点で白星を手にした右腕だったが、この日は立ち上がりから不安定だった。１死二塁から吉田正に適時二塁打を浴びて先制点を献上すると、続く杉本、バレラには連続四球を与えて１死満塁とピンチを広げた。

　ここで森山投手コーチがマウンドへ。その際にトレーナーも駆けつけた。何やら言葉を交わすと、石川はトレーナーに付き添われて一旦ベンチ裏へ下がった。

　アクシデントの詳細は不明だが、しばらく治療を行って続投。後藤は右飛に打ち取ったが、紅林には勝負球が大きく外れて押し出し四球を与えて２点目を失った。なおも２死満塁とピンチは続いたが、若月を遊飛に仕留めて３つ目のアウトを取った。

　だが、結局２回のマウンドには上がらず、藤本監督は２番手に尾形を送った。石川は１回２安打２失点だった。