第９４回選抜高校野球大会（甲子園）で４年ぶり４度目の優勝を果たした大阪桐蔭が６日、大阪府大東市の同校で優勝報告会を行った。

　在校生を前に西谷浩一監督（５２）は「昨年はまだまだコロナ禍で応援していただけない状況でしたが、今回、アルプス席もまだ規制があり、満員ではありませんでしたが、非常に大きな応援が私たちに心強く、思い切り野球をさせていただきました」とあいさつ。さらに「まだまだ厳しい戦いが続きます。秋に日本一になり、春にまた日本一になりました。簡単ではないですけれども夏の甲子園で優勝できるように、大阪（大会）をしっかり頑張りまして、また甲子園で優勝できるように、いま一度、足元を固めて練習してまいります」と早くも夏の頂点に照準を定めた。

　星子天真主将（３年）は「吹奏楽部はもちろん、本当に多くの声援が力となり、思ってもいないような力を発揮することができ、優勝することができました。（同校として）３度目の春夏連覇達成できるように野球部一同頑張っていきますので、引き続きご声援のほどよろしくお願いします」と気持ちを引き締めた。