プロ注目・下川辺 3打数3安打4打点大暴れ 国学院久我山は五回コールド勝ち

 「春季高校野球東京大会・2回戦、国学院久我山16-0小平南」(7日、スリーボンドスタジアム八王子)

 今春センバツで4強入りし、今大会初戦となった国学院久我山が、五回コールドで白星発進した。プロ注目の下川辺隼人内野手(3年)は「4番・遊撃」で先発出場し、3打数3安打4打点と活躍。視察に訪れたスカウト陣にアピールした。

 久我山の野球を淡々と繰り広げた。初回からボールを見極め、四球と安打で2得点。二回には、1死満塁の好機で下川辺が走者一掃の左越え3点適時二塁打を放つなどバットでけん引した。

 プロも注目する大型遊撃手だ。身長181センチと体格に恵まれた右投げ右打ちの長距離砲。視察した阪神の吉野スカウトも「右投げ右打ちの野手は少ない。レベル高く言うと(巨人の)坂本みたいになってほしい。身長も大きいし」と将来性を感じている。

 センバツでは目標だった8強を超えて、初の4強入り。「自分たちの野球が通用する」と実感したからこそ、次の目標は「夏、全国制覇」と高みを目指す。夏に向けての再出発。少しでも成長した姿で聖地に戻ってみせる。

 ◆下川辺隼人(しもかわべ・はやと)2004年6月10日生まれ、17歳。東京都武蔵野市出身。181センチ、73キロ。右投げ右打ち、遊撃手。大野田小1年から少年タイガースで野球を始め、武蔵野第四中では小金井シニアでプレー。国学院久我山では1年秋からベンチ入りした。50メートル走6秒3、遠投97メートル。

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