打てぬ日本ハム、早くも今季5度目の完封負け 痛恨走塁ミスも パ最速10敗目

 8回、日本ハム・吉田の投球を見守る新庄ビッグボス(中央)=撮影・中島達哉
 2回、遊飛に倒れる日本ハム・清宮(撮影・中島達哉)
3回1死一塁、プロ初安打放った日本ハム・上野響平=札幌ドーム(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム0-3楽天」(8日、札幌ドーム)

 日本ハムが12試合目で今季5度目の完封負けでパリーグ最速の10敗目を喫した。今季初の連勝を逃した。

 先発の伊藤が6四死球で3失点。三回には押し出しで先制点を献上。四回も四球が絡んで2点を失った。

 攻撃面ではこの日もミスが目立った。0-1で迎えた三回の攻撃。8番宇佐見の左前安打、9番上野のプロ初ヒットとなるレフト線への二塁打で一死二、三塁の好機を作り、1番野村の左飛で走者が2人ともタッチアップ。しかし、楽天の左翼手西川の返球をサード渡辺が中継し、三塁を狙って走ってきた上野にタッチ。宇佐見がホームに到達する前にアウトになってしまい、得点は入らなかった。新庄ビッグボスも思わず、その場に座り込む、痛恨のプレーで同点機を逸し、流れを掴み損ねた。

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