日本ハム清宮 再びノースリーから真ん中直球見送り凡退 新庄ビッグボス目を閉じる

 9回、空振り三振した日本ハム・清宮(撮影・中島達哉)
 試合終了し、ベンチ裏に下がる新庄ビッグボス(左)=撮影・中島達哉
 2回、遊飛に倒れる日本ハム・清宮(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム0-3楽天」(8日、札幌ドーム)

 日本ハムが12試合目で今季5度目の完封負けでパリーグ最速の10敗目を喫した。今季初の連勝を逃した。 九回には二死一塁で4番清宮を迎えた。カウントは3ボールノーストライクとなった。新庄ビッグボスは手を叩き、“打て”のような仕草をみせていたが、清宮真ん中付近の直球を見逃し、その後カウントを整えられると、最後は変化球を空振りしてゲームセットとなった。

 清宮は5日の試合で2点を追う七回1死満塁に代打で登場した際にカウント3-0から真ん中の直球を見逃して、その後、凡退。ビッグボスから「俺は君を信じて打てのサインを出している。割り切って捉えにいきなさい」と助言を送られていたが、同様の場面で手を出さず。新庄ビッグボスはベンチで目を閉じていた。

 試合後は取材対応はなく、広報を通じた伝言を残し「上野くんプロ初ヒットおめでとう!!ここからガンガン成長してほしい」と、三回にプロ初ヒットを放った3年目の上野にエール。この場面に言及することはなかった。

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