DeNA-中日3連戦中止 コロナ拡大止まらず 3日間PCR検査実施

 DeNAは8日、この日からの中日3連戦(横浜)の中止を発表した。チーム内に多数の新型コロナウイルス感染者が出たことを受け、日本野球機構(NPB)と12球団が臨時実行委員会を開催して試合挙行の可否を協議。中止が決定された。

 チームでは6日に柴田が陽性判定を受け、その後のPCR検査で7日には斎藤チーフ投手コーチ、牧、浜口ら選手、スタッフ計10人の陽性者が出て、同日の阪神戦(甲子園)は中止となっていた。

 三原球団代表は「一回、チーム活動、団体行動を停止して3日間のPCR検査でセーフティーなチームを作ることが必要と、専門家の先生方に助言をいただいて決定に至った」と経緯を説明した。

 陰性判定の選手らは午前中に検体を提出し、選手間で接触しないように移動。だが新たに砂田、楠本とスタッフ2人が陽性判定を受け、横浜スタジアムでの個別練習も中止となった。三原代表は今後の感染予防を徹底するとともに「疫学的な調査を含めて、今後に生かしていけるように準備したい」と話した。

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