東海大菅生 小池Jr.4の4大暴れ 父はDeNA・正晃外野守備走塁コーチ
「春季高校野球東京大会・3回戦、東海大菅生15-1明学東村山」(8日、スリーボンドスタジアム八王子)
東海大菅生が五回コールド勝ちで16強入りし、夏のシード権を獲得した。DeNA・小池正晃外野守備走塁コーチの長男でプロ注目の祐吏内野手(ゆうり、3年)は「4番・三塁」で出場。4打数4安打4打点と大暴れした。
4番の役割を果たす打撃だった。初回、2死三塁の好機で左前適時打を放ち先制。その後も走者がいる場面できっちりかえし「低い打球で強く打つことを意識したのでそれが結果になって良かった」。視察したDeNAの欠端スカウトも「ボールの捉え方がしっかりしているし、勝負強い。ここで1点欲しいなという時には打っている」と評価した。
この冬はパワー面を強化。チーム全体で毎日のノルマだった300スイングに加え、個人で最低500スイングと振り込んできた。その結果、スイングスピードも速くなり、長打も増えたという。
ただ、現在は若林弘泰監督の助言もあって「低い打球を狙っている」と小池。次戦は10日の堀越戦。主砲がバットで勝利へ導く。