佐々木朗希がマークした異次元記録【一覧】最年少完全試合 13者連続三振 1試合19奪三振
「ロッテ6-0オリックス」(10日、ZOZOマリンスタジアム)
歴史的な大偉業を成し遂げた。ロッテ・佐々木朗希投手が完全試合を達成した。64年ぶりにプロ野球記録を更新する13者連続奪三振の新記録も樹立。さらに球団新更新、プロ野球タイ記録となる1試合の19奪三振と異次元の快投ショーとなった。
まずは連続奪三振記録。初回2死から始まった記録は六回先頭、7番・紅林の打席で中飛を打たれて止まったが、13者連続の歴史的な大偉業となった。さらに1試合の奪三振数としてはロッテでは村田兆治の16の記録もあっさり更新した。
九回、最後の打者となった杉本を三振に仕留め、1試合19奪三振。これもプロ野球タイ記録となった。
完全試合は1994年・巨人・槙原寛己が5月18日の広島戦で達成して以来、21世紀に入ってからは誰も達成していなかった。
▽佐々木朗が達成、更新した主な記録
◆完全試合…槙原寛己(巨人)1994年5月18日、広島戦以来。20歳5カ月での達成は1960年、20歳11カ月の島田源太郎(大洋)が8月11日の阪神戦での達成を抜き、最年少記録。
◆13者連続奪三振…1957年・梶本隆夫(阪急)、1958年・土橋正幸(東映)の9者連続を更新。
◆1試合奪三振のタイ記録…19、野田浩司(オリックス)1995年4月21日、ロッテ戦に並ぶ。
◆1試合奪三振の球団記録…16、村田兆治(ロッテ)1979年6月8日、近鉄戦を更新。