屈辱のオリックス 3三振の吉田正は佐々木朗の異次元投球に脱帽「完全に相手が上だった」

 7回、吉田正を見逃し三振に仕留める佐々木朗(撮影・出月俊成)
4回、吉田正を空振り三振に仕留めた佐々木朗(撮影・出月俊成)
 完全試合達成を告げるスコアボードを背に花束とウイニングボールを手に笑顔の佐々木朗(撮影・開出牧)
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 「ロッテ6-0オリックス」(10日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスの吉田正尚外野手は、完全試合を達成した佐々木朗の前に、3三振を喫した。

 試合前まで、今季は1三振だった吉田正。初回2死では、160キロ直球を見逃し。146キロフォークを空振り、最後は147キロフォークにバットが空を切った。

 四回2死では、カーブ2球で追い込まれると、148キロのフォークはファウルにしたが、最後は149キロフォークで空振り三振となった。

 七回2死では、163キロ内角直球で見逃し三振。「打席、打席で修正しながらやってたんですけど。完全に相手が上だったと思います」とお手上げだった。

 「今日は完全にやられました。(バットとの)接点がなかった。直球も対策しましたけど、最後はフォーク待ちで真っすぐに手が出なかった。真っすぐを待つと、フォークがストンと消える。2打席目がカーブが2球続いたんですけど、あそこが唯一のチャンスだったかなと思います。真っすぐとフォークは腕の振りでもわからなかったですし、なんせコントロールが良かったです」

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