日本ハムが今季2度目サヨナラ勝ちで3勝目 十回、近藤が楽天・松井裕から劇打 北山2勝目
「日本ハム3-2楽天」(10日、札幌ドーム)
日本ハムが今季2度目のサヨナラ勝ちで3勝目をあげた。連敗を2で止めた。負ければ借金が二桁の10に膨らむピンチだったが、何とか逃れた。
十回に一死二塁の好機を作り、楽天の守護神・松井裕から3番近藤が右中間への殊勲打を放った。その瞬間、新庄ビッグボスも両腕を突き上げてガッツポーズした。
四回に2試合ぶりに4番で起用された清宮がセンターフェンス直撃のタイムリー2塁打を放ち、先制した。代打起用に応えた前日に続く2試合連続タイムリーに、ベンチの新庄ビッグボスも手を叩いて喜びを示した。しかし、直後、2塁でけん制死に終わり、追加点のチャンスを潰した。
六回にはアルカンタラの右前適時打で2点目を奪い、リードを広げたが、七回に3番手の上原が捕まって同点となったが、接戦をものにした。
投げては中4日での登板となった上沢が5回2安打無失点の好投。同点後は八回は堀、九、十回は北山が無失点でしのいだ。ドラフト8位ルーキーの北山が2勝目をあげた。