オグレディ1号で西武9戦ぶり白星 辻監督「熱くなってやってくれた」

 「西武6-0ソフトバンク」(10日、ベルーナドーム)

 新外国人の一撃が数々の“トンネル”脱出の起点となった。初回、西武のブライアン・オグレディ外野手(29)が大関の直球を右翼席へ豪快に運んだ。来日1号となる先制ソロ。チームに10試合ぶりの先制点をもたらし「結果が出て良かった」と笑った。

 二回無死一、三塁での好機では、牧野が大関のスライダーを捉えた。プロ初打点の右前適時打は、チームにとって実に51イニングぶりのタイムリー。捕手としても2試合連続無失点に導き「最低限できることをやろうと。いい結果でよかった」とうなずいた。

 五回の守備では昨年8月14日の楽天戦以来の三重殺も完成させた。連敗を「7」で止め、9試合ぶりの白星。辻監督も「集中力を持ち、熱くなってやってくれた。いい流れで攻めることができた」と納得顔だった。

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