楽天-オリックス3連戦中止 若月ら12人コロナ感染 NPB検査頻度「1週間に1度」に

 日本野球機構(NPB)と12球団は11日、臨時実行委員会を開催し、オリックスで新型コロナウイルスの陽性判定者が相次いでいることを受け、12日からの楽天-オリックス3連戦(楽天生命)の中止を決定した。

 オリックスはこの日、10日に行った検査で若月健矢捕手とスタッフ3人が陽性判定を受けたと発表。チームの陽性者は計12人(選手8人、コーチ1人、スタッフ3人)となった。

 中止の判断に至った経緯をNPB・井原事務局長は「選手とほとんど接触のないスタッフも入っていた。感染経路を追うことが困難になったと判断した」と説明。今後はチーム活動を停止し、選手間接触をなくすことで感染拡大の収束を図る。

 今季、チーム内の集団感染発生による試合中止は楽天、DeNAに次いで3球団目。8日の同会議で定期検査の頻度を従来の月1回から2週間に1回としたが、井原事務局長は「1週間に1度のスクリーニング検査実施が目安と変更した」と、さらに検査頻度を高めることを決定。早期の状況把握で予防対策を強化する方針を示した。

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