球団史上初!DeNAドラ6・梶原 本塁打&4安打デビュー コロナ禍のチームに光
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「巨人10-4DeNA」(12日、沖縄セルラースタジアム那覇)
新型コロナウイルス陽性で11選手を欠いたチームに、希望の光がともった。DeNAのドラフト6位・梶原昂希外野手(神奈川大)が、代替指名選手として初昇格し、「1番・中堅」でプロ初出場。デビュー戦で本塁打に4安打は球団の新人初と、その名を刻んだ。
2点ビハインドの三回1死二塁。戸郷の直球を右中間に同点2ランを放ち「いくかなと思ったんですけど、必死に走ってたんで」とプロ初安打を2ランで記録し、ベンチでは笑顔。記念のボールは「両親に渡したい」と実家に送る予定だ。
梶原の活躍に三浦監督は「非常に大きなアピールをしてくれた。素晴らしかったです」と称賛。だが6日ぶりの試合は大敗に終わり、「いいところも出たが、ミスをもっと減らしていかないといけない」と番長は表情を引き締めた。